こんにちは Yoshiです。
私のブログでは工場を紹介させていただくということで、
前回は工場の外観を紹介させていただきました。
今回も外観ネタを、もうちょっとだけ引っ張らせてください。
写真の右上、壁になにやら付いてますよね
これ、階段なのです。
なんで、途中からなん?意味ないやん
と思われた方、
ちゃんとふかーい意味があるのです。
社長の廣瀬は、自分が創ったタイレルの自転車を世に出したい、という想いを胸にアイヴエモーション社を立ち上げた時、「他にはない自転車をつくる」と心に決めたそうです。
他よりちょっとイイ、とか、ちょっと軽い、とかじゃなくて、較べるものがない自転車を。
それは、世の中より一歩先二歩先を進んでる、じゃなくて、追いつくことのできない自転車。
誰も昇ってくることのできない階段を昇る、そのタイレルの自転車の理念を象徴しているのが、この階段なのです。
そして昇った先にある小さな入り口。
これは謙虚にならないとくぐれない入り口なのです。
設計していると、どうしても独りよがりになりがちで、突っ走り気味になります。
しかし、自転車創りの原点は乗っていただく方の笑顔が観たいから。
もう一度すこしだけ身を小さくし、自らを見つめなおすための、小さな入り口なのです。
ゲンジツはどうなん? とかは置いといて、
あくまでもリネンの話ですので悪しからずご了承ください。
でも、ちょっとだけゲンジツを。
階段が途中からなのは、ふざけて昇ると、落ちてあぶないから。
そして小さな入り口をくぐり抜けると、そこには太陽光パネルが一面に広がっています。